平成12年6月1日に旧南勢町10漁協（田曽浦・宿浦・神原・五ヶ所浦・中津浜浦・船越・内瀬浦・迫間浦・礫浦・相賀浦）と、 旧南島町6漁協（阿曽浦・慥柄浦・贄浦・奈屋浦・神前浦・方座浦）が合併した「くまの灘漁業協同組合」は、 平成22年2月1日に、志摩市、南伊勢町、大紀町、紀北町及び尾鷲市内の12漁協参加した外湾漁業協同組合の誕生に伴い、 「三重外湾漁業協同組合本所」として再スタートしました。
1日500tを水揚げする本所（奈屋浦）では、旧くまの灘漁業協同組合の21年度の売上実績が52360t59億6300万円(ナヤウラ40億)と、三重県一を誇っています。
また、本所では、天然石鹸の使用・とがずに炊ける「無洗米」の普及・海浜清掃活動など、水質保全や環境保全も推進しています。
更に、アワビ・アサリ・ヒラメ・クロダイなどの放流とともに稚魚・稚貝をとられない運動・水産資源の維持増大等、 「つくり育てる漁業」の推進を関係機関と連携して積極的に取り組んでいます。