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外湾漁協のなりたち

漁業を取り巻く環境は、漁獲量の減少・魚価の低迷・後継者不足等以前厳しく、それに伴い、漁協経営も悪化しております。その状況下で、三重県漁連を中心とした漁協系系統団体は、平成20年7月に漁協の組織再編・強化を図るため、経営不振漁協の経営改善と併せて、県1漁協の構築(平成26年10月目標)を推進する方針を確認しました。
その方針により県1漁協の前段階として、経営不振漁協が集中している外湾地区(鳥羽市以南)の漁協合併を平成21年度より実現し、漁協再編を進めることとなりました。
 平成20年7月に外湾地区の漁協再編を推進するための組織として、21の漁協による三重県外湾地区漁協合併推進協議会が発足しました。当協議会は、新漁協の組織構成及び市場の統廃合や新規事業の取り組みを含めた合併基本計画を策定した上で、組合員に対する合併漁協への合意形成を進めましたが、各漁協が抱える諸問題等もあり最終的には、志摩の国、布施田・鵜方・くまの灘・錦・長島町・海山・須賀利・九鬼・三木浦・曽根浦・梶賀浦の12漁協が平成22年2月に合併し、「三重外湾漁協」が誕生しました。

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